昨年より工事していましたｋ様邸リフォームようやく完成いたしました。
長いリフォーム工事を終えやっと皆さんにお披露目できるようになりました。

今回は担当　大石です。　リフォームなどが竣工した時などに皆様のお目にかかれると思います。

ではまずは室内から　・・・
いかがでしょうか？　都会の喧騒を離れた別荘でも、とある一流ホテルのスウィートルームでもありません。
福岡市内に建つ一般の方のお家です。
もともと、企業が社屋として利用していた建物をスケルトン解体（躯体のみ残して解体）し、全てを再構築し、
お施主様のご希望でラグジュアリーな住宅へと変貌を遂げました。

キッチンからLDK を望む

上のLDKの工事中写真です。　
天井の梁でお分かりの様にこの躯体は鉄骨造です。床上げの終わったばかりで今から化粧を施します。


もともと社屋であることから生活に耐えうる「断熱」がなされていませんでしたので外壁面、屋上面にアクアフォームと言う発泡ウレタン素材の吹きつけ断熱を施工しました。
既存のものに比べると飛躍的に断熱性能がUPしました。これでお施主様家族も冷温ともにストレス無く生活していただけます。


約４０畳のLDK　柱のない開放感は木造ではまず望めません。

お施主様の意向でアメリカナイズされたＬＤＫにということでサッシも特注で作りました





この建物には秘密のドアがあるんです。写真内の右手ドアなのですが、なんだか分かりますか？




実はホームエレベーターです。１－３Fの上下にはかなり有効です。
3人乗りですが一般住宅では十分な大きさです。
業務用と違うのは　「閉まる」　のボタンがありません。



　業務用と変わらず、万が一の時のも外部への通信手段が確保されています（写真には写っていませんが・・）



奥様のこだわりのキッチンです。　　　コンベクション（オーブン）、食洗器、
床は海外より仕入れた石タイル貼です。本物の質感が伝わってきませんか？

キッチンよりLDKを望むと料理中にテレビも見ることが出来ます。
ちなみにこの壁掛けテレビ約８０キロあります。そのような重量物を壁に掛けるには事前の計画と確実な補強が必要になります。
最近、ネット等で壁掛け金具を安易にDIYで取り付けを紹介していますが、取付後の安全のために必ず専門に相談してください。どこにでも着くほど壁は強固ではないんです。


和室も一部屋造りました。　左手に見える建具もお施主様ご希望のものです。
1枚の巾は１．７メートルもある巨大な建具です。
でも無垢の木肌の質感と白木と言うこともあって圧迫感は感じません。
このような建具は店舗でも最近は中々造ることがなくなりました。





この邸宅に見合う玄関です。日々家族を迎え、お客様を迎えるに十分な広さと、期待感が高まる玄関へと仕上げました。

施工前の外観です。どこから見ても社屋です。ここが住宅に変わるとは誰も想像していなかったでしょう・・


改修前




当初、弊社からは意匠性を前面に押し出した外観を提案していましたが、
シンプルな淡色の外観に仕上げたいと言うお施主様のご希望通りに仕上がりました。


改修後



窓は総入れ替え（当然ペア硝子）、オーバースラーダーシャッターも新設しました。


本日はここまでです。まだ外構工事も残っていますのでまだまだ外観のイメージは変わっていきます。
乞うご期待・・

このような特殊な物件も得意とるのが「建築マニア」です。さまざまな幅広い物件をこれからもご紹介いたします。

大石でした。